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取り戻せない

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はい。東京に帰ってまいりました。

時間は限られていましたが母校の同窓会ではずっと再会したかった人たちと大体話すことができました。本当に良かったです。

男はせいぜい量産型大学生に変わってたぐらいで特に何もありませんでしたが、女の子は皆とても綺麗になってました。可愛かったです。本当ですよ?私の「可愛い」にウソは全く有りません。高校の時とは見違えていました。

しかし同窓会が始まると、私の記憶の中にある同級生の雰囲気の中へと瞬く間に帰って来ました。おかえり、ただいま。みんな変わってない…!!正直どう振る舞えばよいのか分かりませんでしたが安堵しました。私はクラスの隅っこにいるタチだったので楽しめるか不安でしたが、結局3次会(爆裂低民度)まで付き合って午前様。

心から長崎北陽台高校に入学して良かったなあ、このクラスで良かったなあと思えるひと時でした。

そう、みんな驚くほどに変わってない。でもぼくは変わり過ぎました。

この2年間周りの全てが変わってしまって、もう取り戻せないことが山ほどある。2日酔いから醒めたあと、その事実が雪崩をうって迫って来て、追い詰められるような気持ちで東京行きの飛行機へと乗りました。

私は長崎が大好きです。いつでも戻ってきたい。いつ帰って来ても野暮なことは聞かず、周りが暖かく迎えてくれる。東京であった嫌なことも、目の前に広がる海に流れていく。

でも過去のダメな自分も全て受け入れられている気がして、むず痒くなって、耐えられなくなって、いつも最後は逃げるような気持ちで東京行きの飛行機に飛び乗る、そんな気がします。

ずっと私は地元に対する複雑な感情を説明しきれずにいました。手放しで愛郷心を持てる人間が理解できなかったし、嫌悪感すら抱いていたのかもしれない。

2年東京に住んでようやく自分の感情を理解できるようになった気がします。手放しの愛郷心を持っていること自体は間違っていませんが、長崎にいるともう取り戻せないことばかりに思索が及んで、段々と精神が崩れていくような感覚を覚えて、追い詰められていく。そんな感じです。

いつかそんな複雑なものも諦めがついて、吹っ切れることを願っていますが、これからますますこの東京という街で(地元に住んでいる人間からは想像もつかないような)激しい競争社会の中で生きていくことが宿命付けられている以上、これにはとても長い時間がかかるでしょう。一生かかっても無理かもしれない。

ですが、何度も繰り返しますが私は長崎が大好きです。また機会があれば何度でも帰ってきます。これだけは間違いないでしょう。

東京の夜景は美しいです。今日も飛行機から見えました。地平線まで余すところなく光。多分世界一の美しさでしょう。知らんけど。

東京は厳しい街です。並大抵の人間は生き残れない。クソみたいな欲望にまみれたクソまみれのクソ人間も沢山います。ですが私はこの街が好きです。愛しているし、愛されてると1人で勝手に感じてすらいます。明日からまた前を向いて、過去のダメな自分を捨てて、自分自身を研ぎ澄ましながらこの街で生きていけることが、ぼくは素直に嬉しいです。

では、またの機会に。